導入事例
河村電器産業株式会社 特販部 西日本営業所 安藤 真代 様
河村電器産業株式会社様は、主にキュービクル(高圧受電設備)や家庭用分電盤など、産業用・民生用の電気機器の製造・販売をされている会社です。
1919年の創業から100年、一貫して電気の安全を守る受配電設備を開発し続け、国内配電業界のパイオニアとして常に業界をリードする存在でいらっしゃいます。
特販部 西日本営業所 安藤 真代 様にお話を伺いました。
過去、事業所内のお弁当注文は、注文の取りまとめや集金の作業が担当者の負担になること、注文の減少などの理由から、実施・停止の時期を繰り返してきました。今回お弁当の注文を再開しようということになり、検討を始めました。
現在、工場の食堂にはオートレジが導入されていて、社員証をかざすと購入代金が給与天引きされるシステムが稼働しています。当初これをお弁当注文にも利用できないかと検討しましたが、コストが高い点と専用端末が設置されるフロアまでわざわざ行かないと注文ができない点が課題となりました。
私たちの事業所は事務職もおりますが、営業職の社員がメインです。外回りに出る営業スタッフはお昼に戻れるかどうか分からないため、「朝の締め時間までに、社内設置の専用端末から注文する」という方法では、注文しないだろうと思われました。
そこでネット注文できる、外出先からでもスマートフォンで注文できる方法を探してみることになりました。
注文の取りまとめと現金の回収には、何かと手間がかかりました。以前はお弁当の配達時に現金で支払いをしており、お釣りが無いようにきっちり支払わなければいけなかったため、特に現金回収には手間を要しました。
前述の社内設置専用端末と、ネットで検索した複数のお弁当注文サービスを比較検討しました。
ここは周辺に飲食店も多いため実際どれくらいの注文が入るかなと思いましたが、始めてみると想定以上の注文数で、毎日20~30食程の注文がコンスタントにあります。
弁当注文.comは使いやすそうだったこと、給与天引きに対応していたこと、そして自動FAX発注ができたからです。例えばお弁当屋さんが提供する発注サービスでは給与天引きができなかったり、その他サービスではお弁当屋さんへの発注がメール送信だけで、FAX発注には対応していなかったりしました。お弁当屋さんはパソコンをお持ちでないところが多く、自動FAX発注が選択できることは決め手のひとつになりました。
※ 自動FAXはオプション機能
一日20~30分程度かかっていた毎日のお弁当注文の業務から解放され、業務の効率化に役立っています。月にすると400~600分ですから、結構な時間ですね。締め時間になると自動で注文数を集計、FAXが自動送信されて注文が完了しますので、大変便利です。
また、当社の社風として食事にこだわりがあり、本社地区の社員食堂は7年前にリニューアルを行い、その他2工場の社員食堂も順次リニューアルして昼食の充実を図ってきました。福利厚生の一環として食事代の補助も行っています。今回弁当注文.comを導入したことで、社員食堂が無い事業所でも簡単にお弁当が注文できるようになり、工場の社食と同じく食事代の補助もでるため、社員にとっても良い取り組みになったと感じています。
導入して1年が経ちましたが、凄く便利です。注文する側の社員からも「お昼休憩に外食すると時間に余裕が無くなるから、弁当は便利」、「給与天引きが助かる」、「コンビニ弁当から切り替えた」という声があがっています。スマホから簡単に注文できるので、朝の通勤中に注文する社員も多いです。
5人ぐらいの小規模な各支店、全国の営業所でも導入を検討していきたいと思います。
取材日:2019年8月